「ねえ、なんで、メダカは死んだら、水に浮くの?」(長女)
お風呂で。メダカがいまは3匹いて、エサをマメにやるのは長女だ。名前もつけていた。でもそれまでにたくさん死んだのもいて、埋めた。
プールを習っているから、動いていると水に潜れるでしょ、という話をしたらスッと分かったようだ。
プールは昨日9月のテストだった。先月と入れ替わって、長女が不合格、次女が合格。次女は飛び上がるように喜んでいるが、長女の前で「おめでとう」を連発すると長女の機嫌がどんどんわるくなるので気をつかう。次女はイルカになった。すねた10級の長女から「10級になったらもっときびしいんだからね」と悪態つかれていた。
お風呂で二人に合格することが目的じゃなくて、きれいに泳げるようになることが目的だと説く。息子も何回も落ちてたという話も。その末に1級までいったという話をしたら息子に対してやや尊敬の念をいだいていたかんじ。
プールの中からテストの前、練習の並んでいるときに何度も次女は見上げてこっちを見て手を振っていた。緊張していて不安だったのだろう。手を振り返すとニコニコになる。長女はその10分の1くらいの頻度だった。子どもは成長するにつれ、親の眼差しを必要としなくなる。