カモシカとクマ

「ねえ、いま外国は、夜?」

「ねえ、太陽はなんで熱いの?」

「ねえ、カモシカとクマって、競争したらどっちが早いん?」

「ねえ、この花に水あげてる人、いるの?土、下にあるの?」

 

次女。今週は毎日帰りが遅くて、夜ゴハンを一緒に食べられていない。ようやく朝一緒に歩いて登園できた。夏のように暑く、日差しが強いが自転車のサドルに乗せて。途中「喉乾いた」というのでリクエストどおり氷を入れた水筒の麦茶を渡すと美味しそうに飲む。喉が乾いたときの夏の冷たい麦茶ほどおいしいものはない。

地球の自転、太陽は動いていないことや、太陽の核分裂核融合をレゴブロックにたとえて説明する。こういう頃の記憶というのはどこかに残っているものだ。そのとき理解しなくてもいい。

保育園に送るたび、今年度で最後かとおもうと寂しくなる。プールが来月から始めるそうだ。手足がすーっとのびて、すっかり最年長らしいお姉ちゃんにみえる。