サプライズ

このブログを読んで、息子に友人がケーキを届けてくれた。ありがたい。息子を「一番若い友人」といってくれる。友人宅にひとりで息子が泊まりに行かれてもらったこともあって、ぼくの知らないところでも友情を深めてくれているのだろう。スケボーもかりっぱなしである。息子も会いたいといっていた友人の小さな子どもたちと遊べてうれしそうだ。こうして息子を思ってくれる存在がいるとわかり、うれしくて目を細める。

「12歳、もう子育て卒業ですね」と言われてハッとする。たしかに、もう子育てというかんじではない。昔なら元服できる年齢。

ただ夜は体調はすぐれず、熱があったりお腹がいたいと苦しんでいる。でも添い寝せずとも一人で寝た。

太腿の擦り傷のガーゼ交換も一人でやっていた。こういうときの手つきは実に丁寧である。

妻にバリカンで頭を刈ってもらってた。襟足がさっぱりの丸い髪型になった。夕食のとき妻が息子の新しい髪型をみながら「どんな髪型似合うのだろうね」と息子につぶやいていた。彼にすれば似合うようにしてほしかったことだろう。ちょうど『吾輩は猫である』で人間の髪型について吾輩が語るくだりを朝読んでいたそうなので、妻に読み聞かせしていた。