サインへの憧れ

息子が本を買った。怪盗レッドの最新のシリーズらしい。著者のサイン入り本が3名にあたるという情報を入手して、買わないと応募できないことがきっかけ。自分のお小遣いで買うと決断したらしい。我が家は本を買う余裕がなく、図書館を使えといっていて、図書館にも購入リクエストをかけていたが、サインはそれだけあこがれらしい。妻と本屋にいって買ってきて、喜々として早速読み始め、1時間半ほどで読了していた。実にあっけない。「立ち読みでよかったんじゃないの」と妻が思わず口にするが、本人はたいそう満足した様子である。何度も読むといっている。

昼は宗田理さんのこれまたサイン本がほしくて、こちらはオンラインで応募させられた。「ぼくらシリーズ」である。好きな場面を思い出しながら、アンケートに答えていた。

本が大好きだけど、普段は買わないからこそのありがたみ。おそらく500冊かりて、

1冊買うというくらいの割合。全部ダメ、ではなく、たまにはこういうのあってもよいなと思い直した。