お風呂から出る時

次女をお風呂に入れて、もうすぐ上がろうとしたとき。長女が公文を終わらせて駆けつけ入浴。次女を先にあげて、ぼくが引き続き彼女を洗う。

洗い終えてから、別の家事をしたいから先にぼくだけ上がる。浴槽につかりながら、長女は一人でしばらく遊ぶ。

お風呂から上がるタイミングで「パパ」と呼ぶ声がする。ぼくは下階の和室で洗濯物をたたんでいた。

たたみ終えてから、洗面所に行き長女を待つ。

長女は浴槽で仰向けになって、上半身と頭をお湯に浸していた。両足は膝を浴槽の縁に引っ掛けて出ている。

浴槽から身体を出して、ドアの前で立ち止まり、曇ガラスに「あがる。パパ♡」と大きく描く。ぼくからみて正しい向きになるように、室内からは反転した字を器用に書いている。最近、次女も真似しよとしている。