おちつき

「パパ、男の子に生まれてよかったんでしょ?」(長女)

風呂上がり。彼女の髪をドライヤーで乾かしながら。前にそういったかもしれない。とはいえ、オッサンになったいま、必ずしもそうでもない。

「女の子になったことないから、わかんないな」と正直に伝えると、長女も、隣でパジャマを着ている次女も「男の子になってみたい」とのこと。

「男の子になったら、いたずらするよね」と長女。「どんないたずらするかな。」

「男の子って仮面ライダーごっこ、してるんだよ」と次女。

それぞれ、男の子を観察してるんだな。息子は、彼女たちの年齢のころ、いたずらじゃないけど、動き回って落ち着きなかったし、仮面ライダーごっこも、ご多分にもれず夢中になってやっていたな。あれに比べたら娘たちは快活なほうだとおもうけど、やっぱり、ずいぶん落ち着いている。