息子の雑学

図書館のおかげで、雑学に詳しくなった息子から教わることが多くなった。ICカードはどうして「ピッ」とタッチしただけでお金を引き落とすことができるのか。雪の粒子は本当は氷なので透明なはずなのに、なぜ白色に見えるのか、など。

公文のおかげもあって、古典にも興味が出てきたようで「堤中納言物語」で『虫愛でる姫君』のくだりも。結婚したらお歯黒、子どもを生んだら眉を剃っていたそうで、姫君は虫を愛でながら歯も白く眉毛も普通にあるので気味悪がられたとか。今では普通。文章を読むと、虫の愛で方が感性によるものではなく理性的な興味であったところが平安の宮中では珍しかったとある。勉強になる。

図書館で働くとか、向いてるのかもしれない。