ねぇかーちゃん

中庭でもみじの剪定をしていると、ガラス戸が全開のはなれでの息子と友だちの会話が聞こえてくる。

カードゲームやりながら、息子が友だちに「なぁかーちゃん、かーちゃん」と呼びかけていた。しばらくして気付いて「ま、間違えた」と息子が笑って言い直すと、友だちは「あんたを産んだ覚えはないわ!」と返している。実に平和であった。まだ恥ずかしい間違いではないようだ。