やだ

ついこないだの一学期まで、朝「一緒にいこう」とバス停までついてきてといっていた長女。手をつないで一緒に行く。途中、ひとりでバス停にむかう近所の友だちとあってもなんのその、手をつないだままバス停までいく。

今朝のこと。保育園に次女を送りに一緒にいく。長女もOGとしてついていくのが楽しいようだ。先生、年長組、知っている顔がたくさんまだいる。

次女を送り届けてから保育園の玄関を出て車に向かうまで、なんともなしにいつものように手を出したら「やだ」と笑いながら断られた。

次々やってくるパパママや後輩たちに見られるのがどうも恥ずかしいようだ。

そのまま学童に届けて、やっぱりそこの駐車場でも見送りながら手を出したら「やだ」と断られた。やっぱり顔は笑っている。パパが傷つかないようになのか。

ぼくも笑いながら「あらそうなの、大きくなったね」と返すが、ついにこの日が急に来たかと遠い目になる。不可逆な成長。介護してくれるようになったら、またあるかな。

思春期になったら学校の前まで送らなくてもいい、パパを見られるのが恥ずかしいからといわれるという話を聞いた。同じ線上の話。

 

朝は彼女がはなれにいつも起こしに来てくれる。まだ二人だけなら甘えてくれると信じたい。