長女と次女から、「パパ髪伸びたね」とお風呂で言われる。ぼくが髪を洗っているとき。
坊主は芝生と同様、すぐに伸びたと気になる。切ったときは5mm、今は15mmくらいある。たいしたことないと思われるかもしれないが、300%の増加率。もう心はロン毛なのだ。
「またバリカンで刈らないとね」
「つるっぱげにしたら?うふふ」と長女。
「お坊さんみたいに?」
「そう」
「つるっぱげにしたら、また髪の毛、生えてくるん?」と次女。
「生えてくるよ。もちろん」
そうでなければ一大事だ。
「ふうん。でも、時間かかる?」
「いつもよりは、かかるかな」
以前、バリカンの長さ調整を外してやってみたら、ほぼつるっぱげになった。頭皮をさわるとペタペタした。
職場でさすがに目を引きすぎた、でも誰も話題にしないので、以来自粛している。
元僧侶の身だし、慣れてもらえればそんなもんなんだけど。自転車でころんだときもこわいしね。夏の日照りも熱いしね。