長女の参観日

長女は寝る時間によって、はなれと蔵の寝床のどちらかで寝る。はなれはぼく。蔵は妻と一緒。蔵で寝たときも、朝はなれにきて、ぼくの布団に潜りながら起こしてくれる。

今日は参観日で、「学校探検の発表」がテーマだった。長女のチームは図書室について発表していた。絵を書いて、言葉で発表する。本がたくさんあったこと、色がいろいろだったことなど。同じフレーズを前の女の子も言っていた。

絵は壁一面に並ぶ本を色とりどりに書いていて、すぐに本棚だと分かる上手なものだった。

感想のコーナーで、手がいっぱいあがって、長女の絵がうまかったと何人かの男の子が褒めてくれていた。

それにしても、一年生はよく手があがる。大声で。前向き、ひたむき、積極的のエネルギー。そういうのが、子どもたちには自然に備わっているものだというのが分かる。

いつから、日本は人前で手をあげることが恥ずかしくなり、質問や感想も言いにくくなるのだろう。もちろんぼくもそうだったけど、田舎だからだろうか、あの自粛するようになる空気は本当に、よくない。発表する側にとっては、どんな反応でも嬉しいことなんだ。臆せず手をあげること、それは我が子たちはぜひやり続けてほしい。質問するとなると、ボーッとしてられないし、内容もしっかり集中して聴くものだ。相乗効果なのだ。

ということを考えながら、フレッシュな一年生から英気をたくさんもらった。若い世代から元気をもらう。歳をとったことを実感した。