住みたい家

長女と次女、お風呂の壁にお絵かきが日常になった。

長女は気に入って、大きくなったら住む家に「お絵かきできる白い壁をつくる」のだそうだ。

どんな家に住みたいかもお話をした。

長女は大きなプール、朝のプールと昼間のプールは別で、遊ぶプールもさらにある。ポストと家の玄関は随分とおくて、ポストまっすぐの道が伸びて玄関になる。とにかく土地が広い。ヤシの木のようなものも生えている。家は2階建てでおとなしめ。いくつか窓があいている。去年、そのような絵を書いて表彰されていたっけな、まだ大きくは変わってないようだ。

次女は対照的に上にのびていて、「展望台ある家」なんだそうだ。こちらもやっぱりポストは外にある。今の我が家もそうなっているから、二人とも離れたポストを気に入ってくれているのだろう。いつも新聞取りに行ってくれてるし、あの一度外にでる感じがいいのかしら。

階段がちゃんとあって、上に寝室と展望台があるようだ。寝室にはベッドが4つある。食事は最上階ではなくて、下の階なのだそうだ。

「パパも住んでいい?」

「いいよ。」

忘れずにここに書いておく。

そういえば、お風呂に入る前に子どもの名前をつけていた。たしかその時は5人の女の子が産まれるといっていた。

お風呂から上がって、はなれで改めて紙にそれらをお絵かきしてから寝る。