こだわり

性別の差ではないのかもしれないけど、息子と娘たちの小さいころとして明らかに違うのが、その日の服を何にするかを気にするかどうかだ。

息子は着る服を悩んでいるのをみたことがない。選んでるのかもしれないけど。

長女と次女は「この服がいい」というのがあって、それが洗濯物に出ているから着れないとなるとがっかりしたり、次女はダダをこねたり。

昨日は次女が保育園じゃない日だとわかると「スカートを着たい」とリクエスト。保育園にはスカートでいけなくて我慢しているのだろう。

そういうかんじだから、ぼくが着る服も気になるのだろう。次女から「パパ、パジャマ買ったら?」と提案された。たしかにいつもおんなじ部屋着だからなぁ。長女からは「いつも同じジャンパーだね」といわれるし。

朝はどういう髪型でいくかも大事なことで、妻がきちっと櫛を使ってやっているのに几帳面な次女はまだお下げ髪の具合が気に食わないらしく納得行かない様子だったり。先日は長女が鏡と櫛を使ってやってあげていた。すっかり美容師さんになりきっている。次女は七五三までは髪を切らないと断言している。一方の長女はヘアバンドをして、前髪を上げていくのがブームである。

一方で息子は新しい靴を買ってやるということで靴屋にいったときは、時間をかけてじっくり選ぶ。雨のときでも中が濡れない防水や耐水なものはあるかとか、色は何がいいとかそれなりにこだわりはあるようで、なんでもいいというわけではない。選んだのは赤色のスニーカー。赤色と黒色の組み合わせが好きなようだ。しかもセンサーを靴につけたらアプリと連動して何歩歩いたかとかが可視化できる付録までついていて、その説明書もちゃんと読んで「ねえ、これやって」とお願いされる。