気遣い

夕食のとき、仕事で遅くなったぼくは空いていた次女の横に座ってご飯を食べていた。おかわりのために立ち上がり、席に戻ると次女が椅子を引いてくれた。「パパの喜ぶことわかるから」というようなことをぼそっといって。次女も随分、素敵な気を回すようになった。