スキー旅行

親友家族と恒例の2泊3日のスキー旅行にいってきた。間の1日が丸一日スキーの日。眩しすぎる快晴であった。

ウェアは、去年まで息子が着ていたものを今年は長女が来て、長女が着ていたものを次女が着るという玉突き。息子は新しいものを買った。

今年は長男はスクールに入らずずっとリフトに乗って滑り、長女は午前にスクールに入る。次女はまだソリがいいらしく、妻がキッズパークでソリに付き合う。

長男はボーゲンでたいていのところは滑れるようになる。ぼくが午前中は後ろからついていくが、午後になってスクールが終わった長女と合流すると先に一人でいって一人でリフトに乗って滑っておりてくることもしばしば。親友が他の長いリフトにつれていってくれたりしている。

ぼくは午後長女と一緒に滑る。彼女も一番易しいリフトは上から下まで滑ることができるようになった。スクールのおかげもあって去年から進歩している。ぼくが心配で「もっと閉じて」と後ろから声をかけると、「習ったから言わなくていい」と少しむくれる。自分でも上達したのが楽しいのだろう、ペアリフトに乗っているときに「楽しい」とご機嫌で話をしてくれた。

次女はソリを自分で持って、キャタピラのリフトに上がって、上にいるスタッフの助けをかりつつ一人でシューっと滑れるようになっていた。聞けば転んでもめげずに起き上がってまた滑って、を繰り返していたそうだ。雪遊びのコーナーでは「パパが喜ぶと思って」と「世界一おいしいケーキ」なる雪のケーキをバケツとスコップを使って作ってくれた。

そして、息子も長女も、そして次女も親友の1歳の子どもをとても優しく可愛がっていた。キッズパークで長女はソリを滑るよりも、お世話をする方がいいとすっかりお姉ちゃんをしていたし、息子は常にべったり寄り添う溺愛ぶりであった。次女もその子が食事をちょっと戻したとき、「大丈夫?」と声をかけて心配していた。我が子たちがそんな優しいを持っている一面を確認できてうれしくなる。

帰りの車の中で、「あー楽しかった」という言葉が助手席に座る息子の口から自然に出ていた。家に帰る前に長女も同じことを言ってくれていた。次女は家に帰ったら「家が大好き。家にかえってこれてうれしい」とつぶやいていた。どれも聞けて嬉しい言葉。

ディナーのとき、お誕生日のお祝いとして、最後にサプライズでケーキとプレゼントをもらえた。楽しい誕生日であった。