じぶんで

先日お風呂で、次女が初めて頭も身体も自分で洗った。「パパやらなくていい」といって進んで自ら。「とってもたすかるな〜。」と褒めるとうれしそうだ。お姉ちゃんにならってリンスもやっている。

顔を上げて両手で髪を洗いながら、「パパ、好きになってくれる人と結婚するんだよね?」とおもむろに聞いてくる。普段ぼくがいっている、「好きになった人なのも大事だけど、好きになってくれて、大事にしてくれるなって思う人と結婚するんだよ。パパくらい、大事にしてくれる人いいけど、いるかな〜。パパすっごい大事してるからね。」という言葉を思い出したか。

もう次女も洗わなくてよくなったら、お風呂での親としてのノルマがなくなる。なんか子育ての大きな区切りな気がして少しさみしい。

とはいえ、その後は一度も「自分で洗う」はなくて、「パパ洗って」が続いている。あの凛々しかった日はなんだったのだろう。