ヨーイドンはおまじない

次女の気分を切り替えて、楽しくさせるのに「ヨーイドン」は有効だ。保育園について、靴と靴下を脱いで下駄箱に入れるという一連の作業が、長女より遅れてしまって、ぼくも先で待っているから最後になることがある。置いていかれたと思った次女はイジケモードに気分が下がってしまうのだけど、手をつないで「ヨーイドン」というと反射的に走り出して教室に向かって事なきを得ることがある。

長男のサッカー教室を見に行ったときも、教室が終わったあとコーチと長男が遊んでいる間も手持ち無沙汰にならないように「ヨーイドン」をいうと走り出して、何度もかけっこをする。ぼくも一緒に走れというが、かといってぼくが勝ってはいけない。背中のすぐ後ろで追い抜かれるぞ、というドキドキ感がある距離で後ろをついていくのが一番楽しいようだ。何回も何回も繰り返し、汗だくになっている。さっきお風呂に入ったのにな。まあ仕方ない。

ただ走るだけでこんなに楽しい。すばらしいね。