スラマパギ

保育園のクラスにインドネシアからのお友達が加わったので、長女がインドネシア語に興味をもっている。「スラマバギ(=おはよう)」、「タリマカシ(=ありがとう)」からはじまって、最近は「ジャン(=時計)」、「エナ(=美味しい)」など。ちゃんと覚えてるか、テストもしてくる。

インドネシア語で話しかけると、その友だちはニコッとしたり、ギュってしてくるから楽しいようである。すばらしいね。

長女から「エナ」ときいて、古い記憶がファーっと広がった。そういえば大学時代に友人とインドネシアからの留学生の友達と一緒にバリに遊びにいったことがあって、そのときに「エナ」は覚えたのだった。「エナ、スカリ(=とても、美味しい)」は友人が良く連発していた。

お風呂でその話をしたら、「スカリ(=とても)」をつける順序がどうして日本語と逆なのか、長女はそこが気になったようだ。日本語では「とても、美味しい」なのに、何で「おいしい、とても」の順番なのだと。何がいいたいか、先に知りたい人たちなのかな、など話すけど、依然不思議そうだった。

日本語も、言葉は誰が決めたのかも最近よく聞いてくる。「りんご」は誰が決めたのか。なんでか。ずっと昔の人としか答えられないのはつまらないので、語源辞典みたいなものを借りてみようかな。

昨日はお迎えのとき、先生から「パパちょっと助けて」と言われて、そのインドネシアの友だちのママから電話がかかってきたから代わりに出てあげた。先生方も海外からの友だちを受け入れようとがんばって、奮闘しはじめている。自然に触れて、海外の言語に触れて、自分から興味を持つ。とてもいいことだと思う。