おたまじゃくし

メダカの水槽に息子がうらの草むらの水たまりで掬ってきたオタマジャクシが5匹ほどいる。みんな元気に泳いでいる。ついにそのうちいくつかに、小さな後ろ足が生えてきていることを発見。普段は折り畳まれて泳いでいる。

子どもたちに伝えると「みてくる」とみんな中庭に行く。ついでにエサをすりつぶして与える。どうやって気づくのかわからないがメダカが水面の上まで上がってきて食べ始める。

今は水槽だけど、手も生え始めたら、陸地と水の環境を用意してあげないくてはいけない。「もう一つ水槽かってきて、陸地つくってあげようや」と息子。

「でも母ちゃん、いやがるかな」と気を使う。

「カエルといっても小さいし、大丈夫やろ」

「アマガエルだろうしね」

カエルが苦手になるのは、いつ頃からなのだろう。大きいのはぼくも苦手である。むかし、東京の戸山公園の近くに住んでいて、いつも駅から家までの通り道だったのだけど、雨の日の夜に20センチくらいの大きなカエルがうじゃうじゃいて、闇からヌッっと出て来てゾッとした思い出がある。ときどき死んでるのかひっくり返ってお腹を見せているものたくさんいた。

アマガエルなら、かわいいものだ。ケロケロ。観察したい。