一方で次女は将来なりたいのは「バスの運転手」だそうだ。「女の運転手だけどね」と補足。「かっこいいじゃん」と妻。
「バスの運転手より、あの前で立ってマイクもった人がいいな。かわいいもん」と長女。バスガイド、どこでみたんだろうと振り返ってみると、そうか保育園の親子遠足のときのバスか。1年以上前なのに、いろいろ見て覚えているんだな。
今日は長女と次女でamazonから届いた箱を持って「お届けものです」ごっこをしている。宅配業者役と家の人役をかわりばんこにやっている。
「ピンポーン」といわれたら家の人は洗面所のドアを開けてリビングに出てくる。
「ここに名前と住所を書いてください」
「じゃ、これお荷物です」
「ありがとうございました」
のやりとり。
住所は書かなくてもいいよ、のツッコミはしないでおく。宅配業者には紙を一枚渡している。控の紙もみて覚えているのだろう。
しばらくしたら留守で荷物を置いて控だけを持って帰るバージョンもやり始めた。この時は家の人の役は隠れたままで出てこない。
箱の中身を気にするのかなとおもったけど、そのくだりには入らなくて、延々とお届けの段を繰り返している。
普段、実際に宅配がきたときも、玄関まで一緒に必ずついてこようとする。そのときみている一挙手一投足を焼き付けているのかとおもうと背筋が伸びる。