引き剥がされる次女

最近、娘二人を保育園に送ると次女から、長女を先に教室に送ってというリクエストがある。次女の教室が手前にあるのでついつい次女を先に預けたいのだけど、少しでもパパと一緒にいたいということらしいので、実にうれしいのでそうする。さて長女を先に教室に預けて、次女の教室にいくと別れを惜しむように脚を掴んで離さない。引きずるようにしながら本当は次女が自分でやるべきお手拭きタオルやらコップなどを決まったところに掛けるのだけど、それもぼくがやる。

それをみていた先生が状況を察して優しく次女を呼んでくれるのだけど顔は太ももあたりに擦り付けたまま名残惜しそうにする。これまでは機嫌よく友だちの輪やおもちゃに飛び込んでいっていたのに、何か変化があったらしい。家でのカワイガリが不足しているのだろうか。いやそんなことはないはずだ。

先生が次女を引き剥がすように抱っこすると泣くので、ぼくも申し訳なくなり、その場を去りにくそうにしていると先生から「とっとと早くいけ」のご指示をその仕草から感じるので心を鬼にしてさる。

まぁお迎えにいって話を聞くと楽しく過ごしているようだし、朝のご機嫌斜めのほんの一時的なものらしい。「保育園行きたくない」とはいわないし。おばあちゃんが送ってくれるときも同じようにすることもあるので、パパにだけ特有のものでもないらしい。