図書館

子どもたちは図書館が好きだ。普段おもちゃも本も買ってもらえいない。自然と物欲を制限させてしまっている。吝嗇な性格に育たないか心配だけど、欲しいものをそのまま恵んでやれるだけの経済的余裕もないのでこれはしかたない。
でも図書館だと違う。「何冊でも借りられるぞ。どんどん借りろ」と普段見せない気前のよいパパとママになることができる。

なのでストッパーを解除された子どもたちは嬉々として本を選ぶ。

しかも今日は図書館が休館日に入るというので、返却期限がいつもの2週間より長くなる。バーゲンセールにいくような気持ちで図書館にかけこんで、30冊ほど借りる。息子は江戸川乱歩とズッコケシリーズ、コナンや両さんが漫画で歴史とか科学をテーマにした解説本など。長女は紙芝居。次女はよくわからないのでジャケ買いのように表紙で絵本を選ぶ。
家で息子は黙々と読んでいる時間が長くなった。話しかけても返事をしない。寂しいが、まぁ読んだあとにいろいろと今日得た知識を披露してくれるのでそれを楽しみにする。今夜は「スペースデブリ」が何かを教えてくれた。

長女はバーパパパを「ババァパパ」という。婆と父。なるほど。あまりにも自然な言い方なので訂正しなくてもいい気がしてくる。ババァパパは土から生まれてくる、というのを教えてくれた。