珍しく子どもが起きてない時間に帰宅することがつづき、4人が寝静まった布団にそっと入る。今夜は長男の横。暖かい。
朝、先に起きた長男が横にぼくがいるのを気付いた。こちらはまだまどろんでいる。
「父ちゃんおはよ」というので「おはよ」と返すと、まだ眠たそうに「おれ、プール合格したよ」と。
月1回のスイミングのテスト。背泳ぎ50メートル。たぶん4回くらい落ち続けている。仲のいい同級生は次々先を進んでいるなかで、かといって気負うこともなく、もうイヤだとも言わずに毎週通っていた。ここ数回、テストがあった日は帰宅するとすぐに「落ちた」と報告するようになった。親の期待感を感じていたのだろう。
起きてすぐ伝えたということは、よっぽどだったのだとおもわれる。
最近グラグラになって、ずっと気になっていて何も手につかなかった前歯も抜けたそうだ。ママが引っ張ったとか。公文も合格してあたらしいステップに進む。
いろいろスッキリして、新しい学年になる。