朝の緊張

今朝は妻が先に家をでて、ぼくが長女と次女を保育園に送る日。起きたら長男はすでに家を出ていた。

二人と朝ごはん。昨日の残りのキノコの卵とじ、ごはん、お味噌汁を分けて与える。ごはんに生卵かけて、と次女。おかわりしてモリモリたべている。
これだけだと物足りないかなと、「プチトマト食べる?」と聞くと、二人とも「食べる!」と元気に返事。

次女はプチトマト一口で食べれないというので、半分にしてやる。
長女が「わたしのマーク、保育園でトマトなんだよ」と嬉しそうにいう。だからトマト大好き!らしい。
それを聞いていた次女も、自分も「保育園のマーク、トマト」という。

長女が「いやあんたは、マークピヨピヨひよこでしょ、トマトじゃない」と主張。そのとおり。何一つ間違っていない。

でも次女は「トマト!」と意地になる。それから、「トマトじゃない!トマトはあたし!」「わたしもトマト!」の一歩も譲らない緊張したストロークが延々と。朝の食卓がどんどん静かになる。

コーヒを入れながら、こんなところに地雷あったのかよと少しトマトを出したことを後悔しつつ、父は経過を静かに見守り、間には入らないことにした。「長女が正しい、次女はひよこである。」と結論を出したり、仲裁にはいるのも、なんだかな。最近この手の二人の対立、多いな。たいてい、妹が何も考えずに姉の真似をしたくて便乗したら、姉からみたら看過できないツッコミどころがあるという。次女がママは「自分のママ」と主張して、長女が「ママはみんなのママだよ」といったり。

今朝は天気もいいから、二人と歩いていきたいので、早く食べろ〜とひたすら促しているが、話は平行線で全然食べない。結局、歩いていく時間には出発できず、車でいくことに。ぼくも残念なので機嫌がわるくなり、口調が強くなると、静かに食べるようになった。「もう行くぞ〜、コート着ろ〜、靴下履け〜」と口うるさくいうと、二人は急に団結しはじめてキャッキャと仲良くコート着せあったり。共通の敵ができると、対立はなくなるのは歴史の必然。

皿を下げようとしたら、次女の皿の上には半分に切ってやったトマトがそのまま。なんなんだよ。やりたい放題、自由やなぁ、あいつ。