ドライヤー記念日

3人の子どもを洗った風呂上がり。長男と長女は風呂に残り、ペットボトルにお湯とか水とか入れて、日本酒だといってお店やさんごっこをしている。妻もぼくも早く寝たいので、早く出てほしい。でも、お楽しみにの真っ最中に「出なさい」といっても聞く耳を持たないこともよくわかってる。

妻が、風呂に向かって「ねぇねぇ、虫ばこの前にコオロギがいるんだけど、カマキリたべるんじゃないの。捕まえて、あげたら?」という。まじかーといって、長男と長女が飛び出そうとする。「はだかのまま、行ってもいい?」とまた風呂に戻る前提で長男かけあうが、そんなわけねーだろと一蹴され、おとなしく風呂を出る。なんというスマートな導き方。

無事コオロギを捕獲できたらしく、昨日捕まえた二匹のカマキリにあげる。カマキリは昨日卵を産み付けた。クワガタか天国へ行き、空になった虫ばこ、春まで楽しみができた。

コオロギにはかわいそうだけど。しかしなぜ家のなかにいる。

 

長男と長女洗面所にもどる。こっちはちょいと皿洗いで手が離せないので、長男に長女のドライヤーできる?とお願いしてみる。ええーできるかなぁー、といいつつ、やりはじめる。近づけすぎて火傷だけ気を付けろといったので、離しながらなんとなくできている。もういいやろ、とお互い出来た感があったので、やめて寝床にいく。

寝床で次女を寝かしつけていた妻から、ぜんぜん乾いてねーじゃんとクレームいわれてるけど、まぁこれで今日は上出来だ。よくやった長男。

長女は父ちゃんと寝る。胸に頭を乗せれば、枕はぬれない。