通信簿渡し

長男の通信簿渡し。担任の先生との個人面談。指定された時間に学校へ行く。長男が家に独りになるので、連れて行く。

平日なので、ママさんばかり。病院の待合室のように、廊下に椅子が並んでいて、数人が座って教室に呼ばれる順番を待つ。教室の壁に、児童が書いた絵や俳句が貼られている。我が子は「雨の家」というおうちに青い線がたくさん重なった絵を描いている。

自分の順番になる。長男も挨拶。終わってなかった1学期のドリル、終わらせたよと提出。持ってきてくれたのね、あとで丸つけして渡すね、と先生。保護者だけ、中に入る。長男は廊下で本を読ませて待つ。先生は若い女性で優しいと評判。

教室。自分が小学校2年生だったのは30年前になるけど、当時から変わらないものもたくさんあるなぁ。机や椅子は全く同じ。黒板に貼られた児童の名前を書いた黄色のマグネット、掲げられた挨拶を元気にします宣言とか、姿勢よく座りましょうの図とか。忘れてた当時の記憶が蘇ってくる。違うことといえば、でもいまは、◯◯さん、って男女問わず「さん」で呼ぶらしい。

成績はいたって並み。字が汚いので、止めたりはねたり、ちゃんとかけと辛抱強く、丁寧に指導してくれたこと、忘れ物が多いこと(水着を忘れてプールの授業にないれなかったり、親のせいで、運動会の予備日にお弁当を持たせなくてみんなからお恵みをいただいたり)などの指摘。友人関係はケンカはしても引きずらず、仲直りもちゃんとしてますと聞けて安心。男の子とは仲いいですね、女の子とはあまり話してないけど、とのこと。これは父親もそうでしたわい。創意工夫したり、考えることは好きな子らしい。俳句「かえるとぶ 太陽起こす 虫の声」は感心したなぁ。

まぁ、成績もさることながら、学校では人間関係をうまく築くことを学んでほしいですな。勉強は父ちゃんでも最低限は教えてあげられるけど、人間関係は親が与えるには限界がある。

 

うれしかったのは、「新しいお家にひっこして、とてもうれしそうです」と聞けたこと。1年以上越境でエッチラオッチラ通わせて、待たせたしなぁ。変わった家だけど、子どもたちが喜んでくれるようにはしたつもりだし、よかったよかった。

 

通信簿渡しの後、一緒にスーパーで買い出しと、ドラッグストアで虫取り用の懐中電灯のための単2電池を買う。虫取りに加え、花火もしたいらしい。まだ手を出せば、つなぐ。年々、すこし、ゴツくなっている。