そばで見守るというのは、もう似つかわしくなくなってきてるのだろう。友達の前で手を繋ぐのも躊躇してるし。
頼もしいけど、少しさみしい。
バスが来たぞー、と呼んだら戻ってきた。ついてきて、少しは意味があっかな。
「とうちゃん、プール+プールってなにかわかる?」
ん?!といってると、
「プールプールか、ププールル、どっちかね。どちらがいいか、とうちゃん好きなほうでいいよ。」
バスにのってった。バスのなかこ友達とすぐ話して、こっちを見ることもなくなった。
いってらっしゃい。
とうちゃんはププールルのほうが、好きだな。