長女

寝よ

「パパ、寝よ」 長女が寝床いくとき声かけてくれて、彼女は体力が続くかぎり本を読む。面白い部分をぼくに読み聞かせてくれる。そのあいだ、ぼくは彼女の足をマッサージする。 テストで満点2回とったら本1冊買ってあげるルールをつくったところ、もう4冊買っ…

図書館と琴マンガ

「わたし、クリスマスプレゼント決めた」(長女) 図書館から帰りの車中で。 日曜午後。長女と彼女の友だち、そして自習する息子を乗せて図書館へ。 3時間半ほど、それぞれちょこんと書架脇の椅子に座り、じっくり漫画を読んでいた。途中お腹空いただろうと近…

本を買う

「なんで、鏡にするの?」(長女) 車で駅前のビルをみて。次女が夏に算数テストでがんばった思い出のビル。大きなマジックミラーがある。 二人で彼女が買いたい本を買いに行く。本を買った顔がそれはそれは嬉しそうで、こちらもうれしくなる。もう彼女の財布…

かけひき

馬もスイミングも辞めた次女。新しいことをやりたいのかというと「いい」。ぼくの懐事情を気にしてくれているのか。ほんとにないのか。 だったら、本を買ってあげようというと、いくつかあるようだ。その話を寝床でしてたら、「わたしも」と横から長女。 「…

音読

今度は『都会のトム&ソーヤ』を熱読中の長女。「読んであげる」と第一章を音読してくれる。面白いところは笑ってしまって、聞き取れない。幸せそうで良い。 新しい本を買いたいけど財布が空だから「お金返して」といわれる。借金たくさん。

肝試し

長女が一泊二日の合宿から帰ってきた。一番楽しかったことは夜の肝試し。会談とホラー映像を見た後、電気を全て消した合宿所を4人1組で歩く。先生たちが全力で脅かしにくる。泣く子、脱落者も出るみたい。長女は泣くこともなく、脱落することもなく、最後ま…

遭遇

メルとマルをつれて、近くの山に散歩にいく。妻と娘たちと。道中、湧水が出ていて自由に汲めるところがある。そこに対向車線をはみ出して、不自然に停車する車。ぼくも自然とスピードを緩めながらぶつからないようにそっと通り過ぎようとしたとき、湧水が溜…

錢天堂

図書館の錢天堂のシリーズは軒並み貸出中だが、たまたま10巻だけあったから借りる。熱が出た日。5分後シリーズもたくさん借りて帰る。どら焼きも買う。 「食べたいっていってたよ」と長女が思い出して、フルーツがゴロゴロ入ったゼリーも。 いいこともあると…

ネバーランド

「すごく面白いから、話してあげる」 『約束のネバーランド』というアニメをみて、そのストーリーの概略を寝る前に長女が話してくれる。鬼から逃げる話。いろんな罠がある。キャラクターがいろいろでて、途中からこんがらがる。いろんな設定がある。複雑なも…

チョコ

「なんで、四角いチョコって、赤い袋に入ってるイメージなの?」(次女) 朝学校にいくとき。ハロウィンのお菓子の袋。チョコが嫌いな彼女はチョコ系のお菓子を取り分けて、ぼくにくれる。なんか色の決まりがあると思ったのか。 車の中でアポロンなどを食べな…

読んであげる

『知っている』シリーズ。長女がハマっている本。図書館では人気すぎるからか、借りられない。なので、自分の図書館カードやお小遣いで買っている。昨日また2冊かって、財布が空になっていた。 だが、幸せそうである。帰りの車中も読みたくて仕方ない。暗い…

きもだめし

長女はこども園のお泊まり会のときにやった肝試しのことをまだ覚えていると寝床で教えてくれた。友だちと一緒に怯えながら「おばけなんていないさ」を歌いながら暗い園舎を歩いたという。やがて忘れるかもしれないから、ここに記録しておく。 次女もやはり肝…

大きな犬

大きな犬に、長女は憧れている。将来ぜったい飼うという。もちろん、小さなマルも可愛く、愛情を注いでいる。その分、大きな犬にも憧れが増しているようだ。動物たくさんのおうちになる模様。

MOS派

「マックとMOS、どっちが好き?」(長女) 車の中で。もちろんモスである。とはいえ、最近は1個400円以上するので、もう買えないが。長女ももちろんそうだった。 「Mountain,Ocean,Sunの略なんだよ」 東京にはフレッシュネスバーガーというのもあるぞ。こな…

ミートソースと親子丼

ある日、夕食をぼくがつくる日。次女は「ミートソース」といい、長女は「親子丼」といった。その日は次女ののぞみをかなえた。よく譲る長女には「いつも我慢してくれてありがとう」と声をかける。別の日、親子丼をつくってあげた。長女が我慢していることに…

続・死について

むかし読んだ三木成夫さんの本によれば、「死とは二種類」あるそうだ。一つは、一般的に思い浮かぶ個体の死。もう一つは、子孫もいなくなり、その遺伝子が受け継がれなくなったことの種としての死。 後者は、個体が死んでも、後世の子孫のなかで、その人の生…

八の字

「今日、学校楽しかった」(長女) 「パパとんとんして」と久しぶりに長女から言われ、寝かしつけ。日頃は帰ったらもう寝てるけど、まだしてほしいこともあるのだな。たまには早く帰るようにしたい。 学校の昼休み、体育館のプレイルームに友だちと二人で行っ…

鴨の置き物

鴨の置き物を持って帰ると、長女と次女が喜んだ。長女が紙粘土でつくった夏休みの工作、3代目メルの置き物と似たサイズで、おしどりになった。長女が3代目メルの骨壷を挟んで二羽を並べる。 「よかったね、メル」 骨壷に語りかける。 次女はその日のキーマカ…

靴で見分ける

「たぶん、靴だね」(長女) メルは、人を見分けている。ぼくのことは親だとおもっているのか、近寄ってきて、気がくるったように靴や脚を噛んでくる。 うっとうしか感じることもあるが、彼なりの愛情表現だから仕方ない。ほんとは群れで生きたく、大きな川や…

参観日

ひさしぶりに、たまたま長女と次女の参観にいけた。小5と小3。ともに算数の授業。次女はぼくを見つけたらうれしそう。先に教室の後ろにいる妻を指差して教えてくれる。ぼくは廊下からみる。何度も目が合い、その度に手を振ってくる。25分くらいして、長女の…

指切り

長女がアンネ・フランクにはまっている。図書館で「『光ほのかに』なる本を検索して借りておいて」と頼まれた。 カウンターで書庫から出てきたのは、茶色いシミだらけの、中のページも色褪せた年季のはいった古い本。カバーもない。1ページ目は斜めにやぶれ…

5時半

だいたい22時から23時ころに、メルをはなれのおうちにいれる。ぼくの寝ている間、エサをたべて、飛び出すこともなくずっとじってしてる。5時半ころになると、グワグワと鳴き出して、自分を中庭に出せという。自分からは出ない。出してあげて、エサをあげる。…

「犬派か猫派か聞かれてすごい迷った」(長女) ラーメン食べながら。横で聞いてた次女はすかさず「犬派」と反応。 「わたし、動物ならなんでも好き」と長女。 その前に「うち、果物ならなんでも好き」と次女は言っていた。ぼくが果物は梨とスイカが好きだと言…

少しの会話

「ドライアイって、なに?」(次女) 朝、学校に行く前に。最近ぼくの帰りが遅く寂しがっていると聞き、昨夜は寝る前に帰った。ドライヤーをした。長女は夏休みの工作がコンクール出展にクラスから選ばれたという報告。ほかの二つはすごく上手だったそう。横で…

クリームブリュレ

長女、東京のお土産クリームブリュレを「とても美味しい」と食べる。「見た目、チーズケーキとそっくり」と次女。息子も「もう一つ食べていい?」とおかわりしていた。

イカ

「いやな夢見た」 空気中をイカのようなクラゲのような、足が何本もある動物がたくさん浮いてて、刺してくる夢だったと朝起きた長女。色はカラフルだったそう。

同窓会、プール、焼肉

東京にいって、親友家族とプールにいって。目がまわる慌ただしく忙しい週末だった。大学の同窓会の幹事。疲れたけど、先生も参加者も楽しそうで、盛況だったから報われる思い。同窓生の活躍もたくさん知れて刺激になった。単純だけど、自らの責任でがんばっ…

それぞれ

軽井沢への一泊二日の家族旅行の道中、ペットホテルに預けているマルを子どもたちはそれぞれのタイミングでふと「マル元気かな」と気にしていた。マルにとって長い時間だったけど、無事に散髪もされて元気に戻ってきた。息子の敷布団にオシッコを最近するよ…

2023年夏の思い出

今年の夏は家族5人ででかけたのは一日だけ。軽井沢の山荘にお邪魔させてもらう。幸せでかけがえのない、一生の思い出。子どもたちもそれぞれ過ごす。生きるエネルギーをもらう。世の中には、かくも尊い方がいる。父の最も尊敬する方と同じ場所、同じ時間を共…

長女と馬

長女。馬に乗るのはやはり楽しいそうで帰ってきてテンション高い。扱いづらい馬もむしろ楽しめるようだ。その日は一番好きなコーチだったそうで、馬の動きを同じクラスのひとで揃えることに挑戦したり、自分の癖を指摘されたりしたそうだ。癖とは足の爪先で…