長女

水中

スイミングで習った水中で目を開けることを、早速二人ともお風呂でやっていた。湯船に仰向けで沈み、鼻をつまんで目を開けたままじっとする。ややこわい。 「天井のライトがおおきい光の玉になる」と次女。 「窓にあるスポンジが斜めにみえる」と長女。 次女…

ピアノ

横で長女がピアノの練習。ぼくは夕食後畳で横になっている。課題の曲がうまくいかなくて「んもー」とブツブツ、どんどん機嫌が悪くなる。「どうしたらいいの?」といわれても「パパわかんないのよ。ゆーっくりやってみるとか?がんばってるね、おいで」と横…

弔い

何度か書いているように、息子が東京からこっちに越してきて最初の友だちは保育園のヤギであった。そのヤギが亡くなり、園庭の山にお墓がある。 ふと息子に「手を合わせにいったか」と聞いたら、「自転車で回っとるとき、合わせとるよ」と返ってきた。何もい…

鴨の生活

梅雨が明けた。メルのそばで日中過ごす。暑くなったからか、小さな水場に身体を入れることがお気に入りになった。水場にいってジャブジャブして、また出て朝庭をウロチョロして虫などをついばみ、また水場に返ってくることを繰り返す。ときどき「メル」と呼…

お泊り

今日は次女が保育園のお泊まりイベント。ニコニコで朝出て行った。肝試しでは年長者らしく怖がらせる方なんだそうな。死体の役で、「ずっと床に動かなくてなきゃいけない」らしい。あとは悲鳴を上げることも。 昨夜は楽しみでなかなか寝なかった。天気もちゃ…

自転車

ひょんなことから、長女の自転車を新しく買うことになった。長女と次女は息子が乗っていたお古の自転車だ。息子が4歳の誕生日のときに買ったもので、東京の家と帰省時の妻の実家と同じ自転車がそれぞれ1台ずつあるという贅沢な状況だった。いまそれが集ま…

お札の人

「ねえ、1万円の人って、何したの?」(次女) 長女の公文の英語の文に野口英世が出てきて、paper moneyになっているという内容があった。お金に顔が書かれるとはどういうことかを聞かれて答えた。それを聴いていた次女が上の質問。 「1万円の人のしたこと…

風をつくる

「ねえ、なんで扇風機とちがって、ドライヤーってあんなにうるさいの?」(長女) 寝床で。お風呂からドライヤーの音がしたからだろう。熱をつくっているからと説明すると「冷たい空気だと、うるさくないの?」と返ってくる。ドライヤーの冷風もそれなりに音…

色決定

今日は次女の待ちに待ったランドセルの試着会であった。パンフレットを何度もみて「この色がいい」といっていたものを実見できる。 会場は郊外のホテルで、長女もついてくる。2年前に長女はそこでピスタチオ・グリーンに出会った。見るまではラベンダーとい…

すごい

長女がお風呂場ですごいといったのふたつ。 ひとつめは心臓。 「生きてる間ずっと動いてるんでしょ。」 学校で名札は心臓の前につけるんだと。 ふたつめはメル。 口で濡れた全身の産毛をツンツン毛繕いしているのをみてぼくが「手ないのにうまくやるな」と感…

はじめての公文

次女の公文、国語をついに始めた。ずっと習いたくて、指折り数えて公文に行く日を心待ちにしていた。 今日ははじめてぼくが迎えにいった。小さな公文の教室から3人がドドドと出てくる。なんか圧巻である。 息子は算数のテストを合格したこと、長女は英語と…

一番辛いこと

「ねえ、パパの一番恐ろしいこと、なに?」(長女) お風呂で。「子どもが遠くにいっちゃったり、子どもが辛い思いをすること」と答える。 「大人になって一緒に住まなくなるとか?」 「そうだね。でもいいんだよ、それでも」 一緒に住まなきゃ、と足かせに…

親心

「ねぇ、鳥って卵を温めてるとき、まず飲まんの?」(長女) 寝床で。ペンギンの話をすると、以前いっしょにビデオでみたのを思い出しつつ改めて感心していた。学校で借りたのがちょうどペンギンの本で、とってもかわいいのだそうだ。

きょうだい

「パパ、きょうだいほしかった?」(長女) 妻の同僚の家は女子4姉妹だという話題から。 「パパもママもそうだったよ」 「そうなん。パパは、きょうだいいないよね?」 「うん」 という流れでこの質問。 「そうおもったこともあるかもしれないけど、おぼえ…

膝の上

続いて、次女がお風呂上がる頃、勉強を終えた長女が入ってきた。学校の帰り道のことを詳しくきく。だれかしら友だちと一緒に帰っているそうだ。ぼくが知らない新しい友だちの名前が出る。「テレビ見てたら、イノシシが、お店に突撃してガラス割ったんだって…

夕焼けと一輪車

夕刻、メルを朝庭に放ちながら、長女の一輪車の練習に付き合う。長女の左前に立ち、バージンロードを歩く父のような腕の形にする。それに長女が左手でつかむ。一輪車を漕ぐ歩調に合わせて、ぼくも動く。動く手摺り。まさにバージンロードを歩くようなペース…

堅さ

「ねぇ、骨と石。骨の方がかたい?」 長女が次女に骨の方が堅いと教えていた。燃やしても骨は残るというエピソードから、骨はとても堅いと思ったそうだ。 でも、正確には石にぶつかって骨が折れることもあるから、そのあたりを訂正。 「石って、最強やん」と…

当番

「明日、当番だ。やだなぁ」と長女。寝床で。 聞けば朝の会や授業の開始や終わりの号令をするそうだ。なんでいやなのかは聞かなかったが「大きな声を出せば良い」と励ますとリハーサルのごとく寝床で発生し、妻に「シー」と制されていた。担任の先生とたくさ…

おとな

「ねえ、どうして大人って、大きくなるの?」(次女) お風呂で。歯を磨いてあげながら。 長女がメルが測ると190gあったとビックリしたという話の流れのなかで。 ぼくが20歳で大きくなるのは止まったというとびっくりしていた。20歳でそんなに大きかったのか…

一番みたいもの

寝る前。お風呂に入れてドライヤーで乾かしたメルをぼくが胸に抱いていると、周りに子どもたちが集まり、メルをなでる。3つの顔がぼくの周りでニコニコしながらメルを可愛がる。 次女が「パパ、一番みたいもの、なあに」と聞くから、少し考えて「子どもたち…

「ねぇ、なんで、おじいちゃんおばあちゃんになったら、腰曲がるん?」(長女) ファミレスで。 「曲がった方が、楽なんじゃないの。」とぼくが返すと、長女と次女テーブルの周りでやり始める。腰を曲げてみたときと、まっすぐなときを比較する。 「まっすぐ…

食べ方

はじめてのスイカ。ふんぱつして1個まるごと買った。2000円也。ものすごく高いが、その分子どもたちはめったにないことなので大喜び。それだけで元を取ったといってよい。食べきれないくらいだから、我慢を強いる必要もない。その喜びを噛み締められる程度…

スイミー音読

長女が大きな声で、教科書の『スイミー』を音読している。宿題のようだ。音読ライブの声優さんかというくらい、一字一句に感情を込め、ときに振り付けさえもついている。『スイミー』は小さなころに読んでぼくが最も印象に残っている大好きな絵本の一つだ。…

十字ダンス

前、後ろ、右、左。ファミコンの十字キーのコマンドのような指示。それをランダムに並べ、大きな声で唱えながら、身体をその方向に動かす。そんなダンスを長女が考案した。紙に順番が書いてある。次女に「練習ね」といいながら振り付ける。次女は漢字が読め…

過保護

「ねえなんで、人間の髪はすぐ渇くのに、メルの毛はかわかないの?」(次女) 娘二人とメルをお風呂にいれて、一緒に上がる。ビショビショのメルをドライヤーで乾かしていたときに。ぼくが膝の上に乗せて、左手でメルを包みながら、右手でドライヤーを持って…

ドラムとチア

「ドラムって楽しそう」と息子がいいはじめた。youtubeで『前前々世』のPVをみて、そう思ったそうだ。 「父ちゃんも、ドラムいいなと思ったことある。できたら楽しそうだな」と返す。ぼくは音楽はカラキシだから、その分、そういう興味の芽は大事にしてあげ…

最近聞いてなかったので、娘たちに聞いてみたら、長女は「動物のお医者さん」に、次女は「キャビンアテンダント」になりたいそうだ。獣医さんなら北海道大学だなと進めると、長女は「北海道は大きなクマがいるからいやだ」と拒絶。獣医になりたくても、大き…

特技

長女はにらめっこが強い。道場破りのように、家族の一人ひとりにタイマンを申し込み、倒していく。いわゆる変顔というやつだが、何の変哲もない素の普通の顔からいきなりする「間」と、バリエーションの豊富さが強みの秘訣のようだ。特に息子が負けじと頑張…

下校時に

長女の学校から歩いて家にかってくるまでにあったエピソード。 「ねえ、今日びっくりすることがあってん。そしたらパトカーが横を通っていったから、こうやったら、こう返してくれてんよ。」 「こう」とは、敬礼のポーズである。とてもうれしかったようだ。…

夏庭とツボツボ

庭の二十日大根がほんとうに二十日くらいでできて、ポン酢で食べた。実においしい。朝顔もツルがついに出てきた。プチトマトも熟れてきてもうすぐ食べられそうである。ズッキーニは細いまんまだ。 長女の口から聞きなれない友だちの名前を聞くようになった。…