次女

ラストスイム

次女のスイミングが最終回だったそうだ。個人メドレーのタイムも大幅に速くなって、ワッペンを二つもらったラストスイム。 「がんばったよ」 ほんとに、ここまでよく続けた。辞めた理由は、「パパのお金のせい?」と尋ねたら「それもあるけど、ほかにもある…

サムライ

「10月って、31日まである?」(次女) 朝ごはんのとき。「ニシムクサムライ」を教える。ぼくが母から教えてもらったこと。折に触れて思いだす。 サムライのことがピンとこなくて、何度も説明する。横から息子が助け舟出して、ようやく理解した模様。

ストレス

「子どもも、ストレスあったら白髪になるの?」(次女) 車のテレビで、ストレスについて取り上げていた。ストレスがあると急に白髪になったりすると知り、驚いていた。 ストレス軽減のためにいいことも伝えていた。すりおろしリンゴのヨーグルトがいいとか。…

遭遇

メルとマルをつれて、近くの山に散歩にいく。妻と娘たちと。道中、湧水が出ていて自由に汲めるところがある。そこに対向車線をはみ出して、不自然に停車する車。ぼくも自然とスピードを緩めながらぶつからないようにそっと通り過ぎようとしたとき、湧水が溜…

錢天堂

図書館の錢天堂のシリーズは軒並み貸出中だが、たまたま10巻だけあったから借りる。熱が出た日。5分後シリーズもたくさん借りて帰る。どら焼きも買う。 「食べたいっていってたよ」と長女が思い出して、フルーツがゴロゴロ入ったゼリーも。 いいこともあると…

チョコ

「なんで、四角いチョコって、赤い袋に入ってるイメージなの?」(次女) 朝学校にいくとき。ハロウィンのお菓子の袋。チョコが嫌いな彼女はチョコ系のお菓子を取り分けて、ぼくにくれる。なんか色の決まりがあると思ったのか。 車の中でアポロンなどを食べな…

きもだめし

長女はこども園のお泊まり会のときにやった肝試しのことをまだ覚えていると寝床で教えてくれた。友だちと一緒に怯えながら「おばけなんていないさ」を歌いながら暗い園舎を歩いたという。やがて忘れるかもしれないから、ここに記録しておく。 次女もやはり肝…

シャンデリア

「将来、シャンデリアつけたい」(次女) パズル教室の帰りの車内で。枝が何本もあり、先っぽに蝋燭がついているような形のもの。お城や洋館が大好き。将来の家へのイメージもだいぶ膨らんでいるようだ。 テーマパークやハリボテホテルのような、キッチュに流…

ミートソースと親子丼

ある日、夕食をぼくがつくる日。次女は「ミートソース」といい、長女は「親子丼」といった。その日は次女ののぞみをかなえた。よく譲る長女には「いつも我慢してくれてありがとう」と声をかける。別の日、親子丼をつくってあげた。長女が我慢していることに…

運転

「運転、たのしい?」(次女) 送迎の帰り、家に着いて、車をバックで停めようとしていたら。 「運転できるようになったら、楽しそう」 毎日必要だから運転しているし、嫌いではないけど、一般的なクルマ好きに比べたら、車にも興味がないし、「うん運転楽し…

一人暮らし

「東京に住んだら、いっしょに住んでくれる?」(次女) お風呂で。一人暮らしは、おばけとか怖いから自信がないと。 「パパもママも大学のときから東京で一人暮らししてたよ」 「おばけ、なんで大人になったら怖くなくなるの?」

続・死について

むかし読んだ三木成夫さんの本によれば、「死とは二種類」あるそうだ。一つは、一般的に思い浮かぶ個体の死。もう一つは、子孫もいなくなり、その遺伝子が受け継がれなくなったことの種としての死。 後者は、個体が死んでも、後世の子孫のなかで、その人の生…

スイミング

次女のスイミングを4年ぶりくらいに観に行く。たまたまプールサイドで観覧できる日。温水の湿気と暑さで汗だくになりながら。 4年前は、たどたどしくヘルパーをつけながら泳いでた気がする。背泳ぎしたら斜めにいくし、前とぶつかる。 見違えるように、たく…

コーヒー

「コーヒー飲んで、寝れなくならないの?」(次女) お風呂で。 毎日ぼくが朝コーヒー飲まないと気がすまないのを見てて。

生死

「なんで、死ぬんだろ」(次女) 食卓で。だれだって、どんな動物だって永遠に生きることは、ない。必ずいつか死ぬという話題になって。そもそも死ぬって、どういうことなのか。人類が考えてきた問い。それは今、自分は果たして生きているのか、という問いでも…

鴨の置き物

鴨の置き物を持って帰ると、長女と次女が喜んだ。長女が紙粘土でつくった夏休みの工作、3代目メルの置き物と似たサイズで、おしどりになった。長女が3代目メルの骨壷を挟んで二羽を並べる。 「よかったね、メル」 骨壷に語りかける。 次女はその日のキーマカ…

眼球と視野

「どうして、人間の眼は右と左、こっちとこっち、こうならないのに、周りみえるのだろ」(次女) 洗面所で鏡みながら。 眼球は左右開くように反対向きには動かせないけど、視野が広いのはなぜか。 横のほうに指を立てて、視野に限界あることを示す。だから首を…

パジャマ

「パパ、パジャマほしくないの?」(次女) 朝、彼女が着替えているとき。 「小さいころ、パジャマ着てた?まぁ、それいつも着てるもんね」 小さい頃、着てたかな。幼児のときか、何度か着た記憶はある。小学校低学年くらいから、着てる記憶ない。かといって何…

参観日

ひさしぶりに、たまたま長女と次女の参観にいけた。小5と小3。ともに算数の授業。次女はぼくを見つけたらうれしそう。先に教室の後ろにいる妻を指差して教えてくれる。ぼくは廊下からみる。何度も目が合い、その度に手を振ってくる。25分くらいして、長女の…

アラート

「あたし、大きくなったらどうやって起きよう?」(次女) 久しぶりに寝かしつけたとき。次の日は朝4時半に起きて、一緒に山登りにいく。 「パパ、起こしてね。うち、iPhoneじゃ目が覚めないから」 あのアラート音は寝ていたら全く聞こえないらしい。そこで上…

あんなもの

夏の思い出、川上さんに次女がお礼の葉書をかく。たくさん素敵なものと出会い、印象的だったアイテムを余白にたくさん絵でしたためる。「あんなものを私もデザインしたいです」 意外な指示語の選択。本人としては真っ直ぐに伝えたかった感動と感謝がちゃんと…

「犬派か猫派か聞かれてすごい迷った」(長女) ラーメン食べながら。横で聞いてた次女はすかさず「犬派」と反応。 「わたし、動物ならなんでも好き」と長女。 その前に「うち、果物ならなんでも好き」と次女は言っていた。ぼくが果物は梨とスイカが好きだと言…

少しの会話

「ドライアイって、なに?」(次女) 朝、学校に行く前に。最近ぼくの帰りが遅く寂しがっていると聞き、昨夜は寝る前に帰った。ドライヤーをした。長女は夏休みの工作がコンクール出展にクラスから選ばれたという報告。ほかの二つはすごく上手だったそう。横で…

和菓子

「どら焼きって、和菓子だよね?」(次女) 和室で。「わたし、和菓子が好きだとわかった」そうだ。 当たり前におもっていたけど、この街はやたら和菓子が美味しい街であることを、外に出てから知った。 むかし、僧侶だった祖父はよくお夜伽にいって、紙に包ま…

クリームブリュレ

長女、東京のお土産クリームブリュレを「とても美味しい」と食べる。「見た目、チーズケーキとそっくり」と次女。息子も「もう一つ食べていい?」とおかわりしていた。

同窓会、プール、焼肉

東京にいって、親友家族とプールにいって。目がまわる慌ただしく忙しい週末だった。大学の同窓会の幹事。疲れたけど、先生も参加者も楽しそうで、盛況だったから報われる思い。同窓生の活躍もたくさん知れて刺激になった。単純だけど、自らの責任でがんばっ…

それぞれ

軽井沢への一泊二日の家族旅行の道中、ペットホテルに預けているマルを子どもたちはそれぞれのタイミングでふと「マル元気かな」と気にしていた。マルにとって長い時間だったけど、無事に散髪もされて元気に戻ってきた。息子の敷布団にオシッコを最近するよ…

2023年夏の思い出

今年の夏は家族5人ででかけたのは一日だけ。軽井沢の山荘にお邪魔させてもらう。幸せでかけがえのない、一生の思い出。子どもたちもそれぞれ過ごす。生きるエネルギーをもらう。世の中には、かくも尊い方がいる。父の最も尊敬する方と同じ場所、同じ時間を共…

工作

次女の夏休みの工作は紙粘土で切り株。小学校の校章になっている。斧もあり、切り落ちた木も寝てる。「自信作」とやりきったもよう。途中、葉を広げる木をどうつくったらいいか悩んでいたから助け舟。去年は絵本、今年は切り株。手を動かして、自分で何かつ…

馬とスイミング

「助かる?」(次女) 次女が最後の乗馬のレッスン。今月で退会。1年通って、無事5級ライセンスも取得したので一区切り。来月はスイミングもついに卒業すると決めた。 月謝がかからなくなる。ずっと気にしてくれていたみたいで上の発言。 「もちろん、とても助…