2018-09-06から1日間の記事一覧

読書めも〜『ニーマイヤー 104歳の最終講義』

オスカー・ニーマイヤー著/アルベルト・リヴァ編/阿部雅世訳/平凡社 2017 戦争、軍の支配、国外追放、革命という激動の時代を生きたブラジルの大建築家が104歳で語った言葉。 「私は「建築は重要ではない」と生涯繰り返し言い続けてきた。建築はきっか…

読書めも〜『小さき者へ・生まれ出づる悩み』

有島武郎/新潮文庫/S30 息子がやっていた公文で出会った文を横から盗み読んだら、その渾身な文賞にただならぬオーラを感じまして。有島武郎、名前は知っていたけど初めて読んでみたら、感動して、めり込む。大正時代のイクメンの凄み。 <小さき者へ> 「…

寝かしつけのとき その2

「どういたしまして」(次女)。 寝る前に「生まれてきてくれて、ありがとね」となるべく言うようにしてる。そしたらその日はこう返ってきた。間違いではないが、意味を分かってくれてるのか不安になる。

寝かしつけのとき

「大きくなったら、パパと遊んでたこと、覚えているかな」(長女) ふと、そうつぶやいた。 「覚えててくれないと、悲しいな。」 「じゃ、パパは、パパのママと一緒に遊んだの、覚えてる?」 記憶をたどる。悲しいくらい、一緒に遊んだ思い出、パッと出てこ…