マイブーム

長女が保育園でルービックキューブをはじめ、はまっている。一面はどの色でも注文したら5分くらいで作るようになった。家でも息子に以前かったものを取り出してきて、カチャカチャやっている。

息子も負けず嫌いなのか、最近はまったく触りもしなかったのにガイド本を引っ張り出してきて、長女より一歩先の「完全一面」とかをつくろうと久しぶりに躍起になっている。

家族旅行2019

にいってきた。直島と豊島。直島はぼくにとって懐かしく、否応無く初心に戻る場所。子どもたちがどう反応するか楽しみだった。

往復車で1000キロ14時間運転。疲れたけど天気にも恵まれて空いててドアツゥドアで終始ストレスフリーで、3人とじっくり向き合えてとても幸せな時間だった。三者三様のキャラクターで、それぞれ元気に育ってくれている。出会ったアートたちがよりそれを顕在化させてくれたかんじ。

ふだんは慎ましい生活をしている我が子もこの3日間だけは「ええとこの子」を味わせてあげれたかな。またひとつ一生の思い出ができた。

おにいちゃん

息子は次女の面倒見がよい。寒がっていたらコートを脱いでかけてやるし、もう歩けないといったらおんぶか抱っこをしてあげる。パパかママに怒られていたら、弁護士のように次女の言い分を代弁して「大丈夫だよ」と慰める。次女にとっては召使いでもあり、ヒーローでもある。

今日は抱っこの仕方で次女の注文があって、体育座りの態勢のまま持ち上げてそのまま進めというものであった。息子の腰にくる過酷なものだけど、やってあげている。

「まえ、こういうふうに飛行場でやったでしょ、覚えてる?」と次女。

「うん、覚えてるよ」と息子。

いつの飛行場か聞くと、ずいぶん前のようだ。その場面、写真に撮ったのを思い出す。当時に比べたら次女はずいぶん重たくなった。

よく覚えてるなふたりとも。楽しい記憶なのだろう。

 

がまん

長女の保育園で仲のいい二人は効果が違って、揃って長女と違う学校にいく。「さいきょう3人組だよ」と話をよくしていたトリオ。ついに別れがやってくる。

わかっていたことだけど、「ありがとうさよなら友だち」の歌の練習もあるのか、いよいよ現実になると実感しはじめたのか、寂しいと晩御飯のときに妻の胸で堰を切ったようにエンエン泣きはじめた。

また遊びにきてもらおうとか、すぐ慣れるとか、慰めの言葉をかけるものの、涙は止まらない。こればっかりはどうにもこうにもである。三年間、いつも一緒だったからなぁ。息子のときもあったけど、彼は一年間だし、長女の方が重かろう。

しばらくしたら落ち着いて、いつものしっかりしたかんじにもどるけど、内面ではやっぱりつらいし、戸惑いをかかえているんだな。

ひとつひとつ

今週の長女の保育園はもりだくさんで、スキー場に自然体験、たくあん漬け、もちつき。たくあんにがぜん興味を持つようになり、つけものが飲食店で出てきたら「たべたい」と人の分まで手を伸ばすくらい。出来上がりを楽しみにしている。

ひとつひとつの行事が保育園最後を迎えている。ついに卒園式の正式な案内が届く。

「ありがとうさよならせんせい」のあの歌を歌うようで家でも口ずさむようになった。ただでさえ涙腺崩壊なのにかんべんしてほしい。

親子丼

昨日は定番親子丼にした。息子が「イェーイ」と喜ぶのを知っている。将来一人暮らししたらなか卯でもいって頼んでいる姿を想像する。

昨日はいままでで一番好みの卵の半生の加減になったけど、まだ憧れの人形町玉ひでのようなかんじには遠い。どうしてるんだろう。

妻から長女と次女にはイマイチだから砂肝はやめろといわれるが、玉ひでにも入ってるし、ぼくはこれが好きなんだけどな。たしかに息子ほど長女と次女はバクバク食べない。

翌朝も息子はたいらげて学校へ行った。